
先ずはこちらをパッとご覧ください。
何とテーブルのへこみが水とタオルとアイロンで簡単にきれいに直りました。
※行う前に仕上げがウレタン塗装仕上げではないことをご確認の上自己責任でお願いいたします。(ウレタンですと表面が熱に弱く悪化してしまいます。)
最初はきれいな家具も使い続けると傷や汚れが!!!
ここで木製家具について振り返ります。
木材についてはこちらに記載しております、どうぞご参考にしてください。
家具に使われる木材として主に無垢材と化粧張り材があります。
無垢材は表面に化粧板などの張ってない、純粋な木材です。
化粧張り材とはベースとなる合板やMDFに突き板や木目をプリントした紙などを貼ったものです。
仕上げによって異なるお手入れ方法。
・木製家具の仕上げで一番多い方法がウレタン塗装です、表面に薄い樹脂の膜を作るため汚れや傷を防ぎますが、一度傷やへこみが出来たら塗装をはがして再塗装が必要です。
ウレタンなので熱には弱いため冒頭にご紹介したような方法ですとかえって悪化させてしまいます、またご使用に際しては、熱による被害を防ぐためにも、熱いカップや鍋等は直接おかずに、コースターや鍋敷きを利用してください。
普段のお手入れは中性洗剤などを薄めて雑巾でふき、さらに水拭き、乾拭きを行うと良いです。
・無垢材の仕上げに使用されるオイルやワックスは木材の呼吸を妨げすに、自らが薄い皮膜を作り、水、汚れを弾きます。
普段のお手入れは水拭きだけで良く、1年に一度くらいはワックス、オイルを塗って磨きます。
へこみ、輪じみのお手入れ。
・無垢材の手入れで冒頭でご紹介させていただきました方法ですが、小さなへこみの場合には水で濡らしたペーパータオルなどを一晩当てておくだけでも修復されることもあります。または動画のようにアイロンを短めに(20秒ー30秒)程かけても良いようです。
これには根拠があり、熱い蒸気がへこんだ木の繊維を持ち上げるという事です。
・輪じみについては目の細かいサンドペーパー(320番以上)で木目に沿ってかけるとよいようです。
その後オイルやワックスをかけて仕上げでください。
この年末、お家の掃除と共に家具のお手入れもしてみましょう。